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リンパマッサージ師に求められているスキルって?

お客様に施術したり接客する際に、プロのリンパマッサージ師として身に付けておきたいスキルを紹介します。

リンパマッサージ師に必要なスキルは3つ

リンパマッサージ師に必要とされるスキルは、最低でも3つあると言われています。テクニックと豊富な知識、そしてコミュニケーション力です。

リンパマッサージ師が持っておくべきテクニック

テクニックを磨くためには仲間同士の研究会を開催したり、マッサージスクールで追加コースを受けたりするといいでしょう。

リンパマッサージとひと口に言っても、その種類はさまざまです。お客様が着衣のままマッサージされるものや、素肌にアロマオイルを塗ってマッサージするエステ感覚のもの、整体を取り入れた新リンパ療法などがあります。いろいろなテクニックを学んでいれば対応できる症状も増えるので、お客様により良いサービスを提供できるようになるでしょう。

リンパマッサージ師が持っておくべき知識

リンパマッサージは体の美と健康に深く関わります。そのため人体がどのような働きをするのかわかる「解剖生理学」の学習も必要です。その中でも特に主要筋肉の場所と働き(体を動かす・体温を作り出す・循環機能)を勉強しておくと、リンパと連鎖した体の不調がわかってきます。

また、リンパマッサージは男性より女性のお客様への施術が多い傾向にあります。女性のお客様に施術する機会が多いなら「東洋医学」を知っておくと良いでしょう。病気ではないけれど体がだるい、体が冷える、生理が重いなどのケースは、東洋医学で言うところの「気・血・水」のバランスが崩れている可能性があるからです。これらのツボや経路の知識があれば、マッサージに活かせます。

道具の知識も必要不可欠

アロマオイルを使うなら、「アロマやハーブ」の知識も深めておかなければいけません。アロマオイルやハーブは各種効用が異なるため、間違ったオイルを使うと不調を招くことになりかねません。

また、アレルギーによるトラブルも考えられます。オイルに使われている成分とアレルギー反応について、知っているととても役に立つ知識の一つです。

リンパマッサージ師が持っておくべきコミュニケーション力

セラピストは施術者であると同時に接客・サービス業でもあります。初めて来店されるお客様から体のコンディションを聞き取りながら、緊張をほぐしていく接客マナーは必須です。

接客が苦手な人もある程度の会話方法を覚えておけば、少しずつコミュニケーション力が向上するでしょう。初回カウンセリングであれば「駅から迷いませんでしたか?」とか「暑い日が続きますが体の不調はありませんか?」など、気軽な問いかけから始めると心の距離感が少しずつ縮められます。

お客様の傾向を知るとよい

お客様は大きく分けて「会話好き」と「話しかけられるのが苦手」というタイプに分けられます。カウンセリング段階でお客様のタイプを見極めて適切な対応ができると、お客様が居心地よく感じてくださるでしょう。ぜひ観察を深めてください。

会話が広がりやすい話題とは

会話が広げやすい話題には、次のようなものがあげられます。

  • リンパマッサージやアロマなどの美容・健康に関すること
  • 日常生活の聞き取りや健康アドバイスなど
  • 最近のイベント(夏休みや年末年始、季節のイベントなど)
  • 趣味の話題

コミュニケーション力を磨くことはリピーターを増やすことにもつながります。お客様にまた来ていただくためには、自分のファンになってもらうのが一番効果的。リンパマッサージについての熱意やこだわりを話したり、お客様との共通点を見つけて親近感をもってもらいファンを増やしていきましょう。

リンパマッサージ師に求められるスキルとは

お客様が気持ちよく過ごせる空間をつくるためにも、自分ができそうなことから少しずつスキルアップを図りましょう。

知識やコミュニケーション力は、独学や日常生活でもどんどん磨きをかけていけます。しかしテクニックは1人ではどうにもなりません。

どんどんうまくなっていく人は、卒業したスクールや仲間との練習会に参加したり、サポートサービスを利用して講師に質問したりしています。なのでプロになるならリンパマッサージスクール選びはとても大切。妥協せず、自分に合うスクールを選びましょう。