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セラピストは副業でできる?

セラピストの仕事に興味がある場合は、副業で始めてみるという方法もあります。副業セラピストとして働く前に知っておきたいメリット・デメリットや働き方、収入などをまとめているため、参考にしてください。

セラピストを副業にすることは可能!

セラピストは施術を行うのに必須となる資格がなく、さらに経験を問わないサロンも多いので、未経験でもセラピストを副業にできます。将来的にセラピストを目指したいけれど自分に合っているか不安という人は、副業から始めてみるのもおすすめです。

副業での働き方を受け入れているサロンであれば、本業と掛け持ちできるように週1日~とシフトを組みやすくなっています。また、インターネットから出勤日程を調整できる「登録制」を採用したサロンもあり、空いた時間を使って気軽に働けるのが魅力です。

副業セラピストとして働くにあたり、トラブルを避けるためにも本業の会社の規則で副業が禁止されていないかを必ず確認しておくようにしましょう。

セラピストを副業にするメリット・デメリット

メリット

セラピストはお客様と1対1で施術を行うのが基本なため、お客様から直接感謝の言葉をもらうことでやりがいを感じられます。お客様の悩みを聞き出す対人スキルは本業にも生かせるほか、健康管理に役立つ知識・技術を身に付けることが可能です。専門的な知識・技術を身に付ければフリーランスという形で自由に働くことができ、さらに独立開業も目指せます。

本業や正社員にこだわらずに、さまざまな働き方やキャリア形成を実現できるのは副業セラピストのメリットと言えるでしょう。

デメリット

セラピストはお客様の心身を癒す職業のため、副業でも確かな知識や技術の習得が必須です。また、お客様から指名してもらえるようにするには、知識や技術を磨き続ける必要があるほか、接客マナーや会話の仕方、気遣いなども身に付けなければなりません。

一見すると優雅な仕事に思えるセラピストですが、実際は強い力でマッサージすることもあるので体力が必要です。仕事に支障がでないよう体調管理に気をつけなければならないほか、本業と両立しながら知識や技術を磨かなければならないため、人によってはストレスを感じて副業セラピストを断念してしまう可能性があります。

セラピストになること自体はそれほど難しくありませんが、簡単な気持ちで続けられる仕事ではないため、副業だからといって軽く考えず慎重に検討しましょう。

副業でセラピストを始めるためには

副業であっても、セラピストとして働くにあたってセラピー関連の知識やスキルの習得が必須です。本格的なスクールに通って勉強する人もいれば、通信講座で手軽にセラピーを勉強することもできます。どういったセラピストを目指すかで適切な勉強方法が変わってきます。

未経験でも雇ってくれるサロンは多いものの、資格を持っていたり専門的な勉強をしていたりする人が就職で有利になります。いきなり独立開業して働くことも可能ですが、安定した収入を得るのに苦労する人が多いでしょう。副業セラピストなら本業での収入があるので、セラピストのお仕事一本で働くよりも収入面での不安が少なく、マイペースにセラピストとして活動できます。

副業セラピストの働き方

アルバイトとして働く

アルバイトやパートとして働くメリットは、勤務時間を柔軟に調整でき、プライベートや本業との両立がしやすいことです。副業セラピストになるうえで、最も始めやすい働き方と言えるでしょう。未経験者を受け入れているサロンのなかには研修制度が整っているところも多いため、働きながらセラピストに必要な技術やノウハウなどを学べます。

ただ、フルタイム雇用に比べて収入が低く、昇進の機会も少ないため、高収入やキャリアアップができる環境を重視する人には向きません。

業務委託として働く

業務委託は、雇用関係のない企業から仕事の委託を受けて報酬を得る働き方です。自分の都合の良い勤務時間を設定できるのが基本で、時間の融通がききやすいのでアルバイトよりも自由な働き方を実現できます。仕事の成果で報酬が決まることが多いため、スキルや多くの指名などがあれば高収入を目指せるのも業務委託で働くメリットです。

一方で、仕事量の調整や顧客の獲得を自力で行う必要があり、自己管理能力が求められます。また、スキルや経験が十分でないうちは指名を獲得するのが難しいため、収入面で不安を感じやすいでしょう。

自宅サロンなどを開業する

本業がない日だけ自宅でサロンを開業するという方法もあります。アロマセラピストやリンパマッサージ師の場合、ほかの仕事と比べて初期投資がそこまで高くないので、独立・開業を検討しやすいでしょう。開いている時間を使って仕事できるため、主婦業と兼業したい女性にも向いています。

ただ、独立・開業には開業資金の調達や施設の運営など経営スキルが必要で、リスク管理も求められます。また、自宅の一部をリフォームしたり庭に簡易的な小屋をつくったりしてサロンを開業する場合は、同居している家族の理解も必要です。

副業セラピストの給料・収入

副業セラピストの収入は、働き方や副業に割ける時間によって変わってきます。たとえば週末の休みの時間を使ってアルバイトとして働く場合は、月に数万円程度の収入になることもあるでしょう。ただ、アルバイトだとしても能力給やインセンティブ、指名料などで収入アップを狙うことは可能です。

業務委託として働く場合は歩合制を採用しているサロンがほとんどのため、応募時や面接で明確な金額をしっかり確認するようにしましょう。

また、独立・開業して本格的にセラピストとして活動する場合は、なかなか軌道に乗ることができずに収入が数万円の人もいれば、本業以上に稼いでいる人もいます。副業にどの程度力を入れられるのかによっても収入が大きく変わってくるため、本業との両立も考慮しながら、目標とする収入を得るための働き方を検討しましょう。

まとめ

セラピストは副業として働きやすく独立もしやすいため、まずは副業から始めて、収入が安定した後に本業に切り替える人もいます。未経験でも副業セラピストになることはできますが、指名を獲得して安定した収入を得るには専門的な知識や技術が必須です。セラピスト関連の資格を取得すれば自分の強みとしてアピールでき、独立する際にも有利になります。

セラピスト関連の資格を取得するのであれば、リンパマッサージがおすすめです。高い施術スキルが求められるリンパマッサージ師は他の業種に比べて時給が比較的高いため、安定した収入を期待できます。自宅で開業もできるほか、店舗を持たない訪問・出張マッサージなら開業費用や経費を抑えて働くことが可能。一生モノの技術が手に入るので、定年退職後もセカンドキャリアとして活躍できます。