自分でできるリンパマッサージの方法や効果
自分でリンパマッサージを行う上で効果的な部位や、マッサージを効果を高めるポイントをまとめて紹介します。
自分でできるおすすめのリンパマッサージ
鎖骨・首・肩
リンパ液が流れている脈管をリンパ管、そのリンパ管が集中して集まっている部位をリンパ節と呼びます。
リンパ節は全身におよそ800箇所もあると言われていますが、その大半は首の周りにあるとされています。
そしてリンパの循環は最終的に、左鎖骨下で静脈と合流した後に対外へと排出されます。
そのため、自分でリンパマッサージを行う上では鎖骨を優しく撫でることから始めると、リンパの流れが促進されて効果的です。
首後方の付け根から肩へ、肩後方から前方の鎖骨部分へと、手のひらを使って優しく撫でるようにしてリンパを流しましょう。
顔(耳、アゴ)
リンパが溜まりやすいリンパ節は顔にもあるため、フェイシャルマッサージもリンパ促進に効果的です。
具体的には、耳の下部にある「耳下腺」と顎の裏にある「顎下腺」の2箇所がリンパ節です。
顔のリンパマッサージを行う上では、リンパの流れに沿って耳から顎へ、顎から首へとリンパを押し流すように優しく撫でます。
耳、肩、首の順に流したリンパは、最終的にリンパ循環の出口である鎖骨へと流すことを意識してマッサージしましょう。
腕・脇
肘の内側や脇の下などの関節部分には、リンパ節が集中しています。
リンパマッサージの順序としては、まずは肘の内側を指で優しく揉みほぐしながらリンパを流したあと、手首から肘の内側へと撫でるようにリンパを流しましょう。
肘まで流したリンパは、そのままの流れで二の腕、脇の下へと優しく流した後、最終的にリンパの出口である鎖骨へと手を動かします。
特に、リンパマッサージは女性に人気が高く、この腕から脇にかけてのリンパマッサージはバストアップ効果やボディメイク効果も期待できるため、正しい手順で優しく入念に行いましょう。
効果的なセルフケアのポイント
入浴中、または入浴後にマッサージする
毎日する入浴とセットでやることによる継続、また血行の促進
自分で行うリンパマッサージは非常に簡単かつ短時間でできるため時間や場所を選びませんが、効率的にマッサージを行うためには入浴中または入浴後に行うことがおすすめです。
これには主に2つの理由があり、一つは入浴中や入浴後は体温が高まって血の巡りが良くなっていることから、リンパも効率的に流れやすいという点が挙げられます。
次に、習慣化という理由があります。セルフリンパマッサージは毎日継続して行うことが効果を出すためのコツです。そのため、入浴など毎日必ず行うイベントとセットにして行うことでルーティン化への近道となります。
マッサージの前後に水分補給
次に、リンパマッサージ行う前と後にコップ一杯程度の水を飲むこともルーティンにしましょう。
リンパマッサージを行う上で水分補給が重要なのは、リンパに含まれる老廃物は最終的に体内の水分とともに汗や尿となって対外へと排出されるからです。せっかくリンパの流れをよくしても、身体が水分不足状態では老廃物が体の外へ出て行きません。
せっかくのマッサージを無駄にしないためにも、水分補給は大切です。
マッサージ箇所、頻度、強さ、など
セルフケアを行う上では、正しい知識を身につけることが必要不可欠です。
エステサロンに行けば経験や知識が豊富なプロのエステティシャンに施術してもらえますが、自分で行うマッサージではついつい自己流になりがちです。
せっかく時間を使って毎日マッサージを続けても、マッサージの強さや箇所、頻度、タイミングなどが会っていなければ思うような効果を得られないばかりか、場合によっては体調を悪化させてしまう恐れもあります。
シンターネットや書籍などで正しい情報を収集した上で、セルフマッサージを始めましょう。
本格的にリンパマッサージを学ぶならリンパマッサージスクール
専門的・体型的なノウハウが身につく
インターネットが発達した昨今では、スマートフォンやパソコンで簡単にマッサージに関するノウハウを調べて実践することができます。
しかし、インターネットの情報は玉石混交で、サイトによって書いてあることが違ったり、自分一人ではどの情報が正しいのか判断がつかないこともしばしばあります。また、正しいことを書いてあってもその内容が専門的すぎて自力では理解できないこともあるでしょう。
リンパマッサージスクールであれば、マッサージ未経験者からでもマッサージに必要な知識を包括的に学ぶことができます。疑問や質問は専門資格を持つ先生に確認することができて、施術体験などを通して実践経験も積めます。
本格的にリンパマッサージを学びたいのであれば、スクールに通うという方法も検討するとよいでしょう。
資格取得に有利なコースを受けられる
スクールに通うメリットとして、資格取得に近づくということも挙げられます。
せっかく学んだ専門的な知識やスキルを証明するためには、民間試験や国家試験を受けて資格を取得することがおすすめです。ただし、資格取得は誰でも独学で合格できるような難易度ではなく、体系的かつ専門的な学びが必要不可欠です。
マッサージスクールであれば、資格取得を前提としたコースを受講できます。受講内容は目指す資格の種類や目標に合わせてスクールごとに様々なので、自分の目標設定にあったスクールを選ぶことが重要です。
マッサージ師としての就職活動に繋がる
また、資格取得だけでなく実際の就職活動にもつながるのがマッサージスクールのメリットです。
マッサージ師の求人を検索すると、未経験から応募可能な求人も少なくありません。しかし、採用後の実際の働き方やそこで得られるスキルなどは、自力で調べるだけでは完全に把握できません。
卒業生を多く排出しているマッサージスクールであれば、卒業後の生徒が努めているエステサロンや診療院、病院などの就職先も多数あり、卒業生の声を聞くこともできます。
また、場合によっては卒業生と就職先のコネクションが自分の採用選考に有利に働くかもしれません。マッサージ師としてのキャリアを真剣に考えているのであれば、マッサージスクールへの入学はメリットが大きいと言えます。
リンパマッサージスクール
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