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リンパマッサージは痛い?

リンパマッサージは正しいやり方ならば痛くありません。しかし、リンパマッサージに痛いイメージを持つ人や、施術をうけた時に痛みを感じる人が多いのも現状です。

正しいリンパマッサージや痛みの原因について理解しましょう。

正しいリンパマッサージは痛くない!?

正しいリンパマッサージとは?

リンパマッサージは、さする程度のやさしいマッサージによる施術でリンパの流れを改善し、体をリラックスさせて自律神経の働きを整えるものです。リンパの多くは皮膚のすぐ下を通っているので強くマッサージしなくてもさするように手技を施すだけでよいのです。皮膚のすぐ下にあるリンパの流れを改善すれば、体の奥の方にあるリンパの流れも良くなります。

気持ちよさを感じる程度のやさしいマッサージでは副交感神経が優位になり、リラックスできます。リラックスするとリンパ管や血管が開いて流れがよくなり、マッサージとの相乗効果が生まれます。

逆に、痛みを感じるような強いマッサージでは、交感神経が優位になり体を防御しようとするため、筋肉が固く締まりリンパ管や血管も収縮します。その結果、リラックスできずに効果が半減します。

リンパマッサージで痛いと感じる原因

老廃物がたまっている

リンパマッサージで場所によって痛いと感じる場合は、体に老廃物がたまっている可能性があります。老廃物がたまっている場所は、筋肉の動きが悪くなり細胞の活動が衰えている状態です。すると、老廃物がセルライトや筋肉のこりといった形で現れます。老廃物がたまると脂肪や筋肉が固くなり、皮膚も弾力が失われて固くなるのでリンパマッサージをうけたときに痛みを感じるのです。筋肉にはリンパ管や血管に対してポンプのような役割を果たすので、筋肉が凝り固まるとリンパ管が圧迫され、リンパ液が流れにくくなります。リンパ液には老廃物を運ぶ働きがあるので、リンパの流れが滞ると結果的にコリやはりなどの症状が現れるのです。リンパや血液の流れが改善されると、細胞が活性化し筋肉や皮膚もしなやかになるので、痛みを感じにくくなってきます。

施術者が未熟

リンパマッサージで場所を問わず痛かったり、我慢できないほど痛かったりする場合は施術者が未熟であるか、わざと強い力でマッサージしている場合が考えられます。リンパマッサージは、本来さする程度のやさしいマッサージでリンパの流れを改善するもので、強い力でおこなうものではありません。仮に痛かったとしても場所によって痛いだけか、もしくは我慢できる気持ちいい程度の痛みがあるはずです。ただし、痛みの感じ方には個人差があるので、痛い場合は力を緩めてもらうようお願いしてみましょう。それでも痛い場合は、施術者が未熟であるか、わざと強い力でマッサージしている可能性があります。

わざと強い力を加えている

わざと強い力でマッサージするのは、継続利用を促すためか、自然治癒力を高めるというコンセプトのもとで施術をしている場合です。継続利用を促すために強い力でマッサージしている場合は、「体に老廃物がたまっているので通い続けたほうがいい」というようなセールストークをしつこく受ける場合があります。ただし施術者によっては本当にその人のことを思って「通い続けた方がいい」と勧める場合もあるので、技術に満足できない場合は、その後の体の調子を見て通い続けるかを検討しましょう。

自然治癒力を高めるというコンセプトのもとでの施術は、免疫細胞の力により回復を促す考え方によるものです。そのため、通常よりも強い力でマッサージを施される場合があります。こちらもやり過ぎると怪我につながる恐れがありますので、技術に満足できない場合は、その後の体の調子を見て検討するようにしましょう。

リンパ節に異常がある

このほか、リンパ節に異常がある場合もリンパマッサージによって痛みを感じることがあります。炎症を起こしているリンパ節が筋肉や皮膚と接触することによって痛みが生じるのです。施術が終わっても痛みが続くようであれば、医師の診察を受けることをおすすめします。