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リラクゼーションサロンの内装

リラクゼーションサロンを開業する際、内装は非常に重要なポイントです。リラクゼーションサロンに訪れる多くの方は癒しを求めており、どこか癒されるような非日常空間を演出したほうが良いでしょう。このページでは、リラクゼーションサロンの内装について分かり易く解説します。

リラクゼーションサロンの内装・インテリア選びのポイント

サロンのコンセプトや客層にあわせて選ぶ

リラクゼーションサロンの内装を考えるうえで、まずはコンセプトを固めることが大切です。ターゲットになる客層や実施するサロンのメニューなどによって、どのような雰囲気がピッタリなのかを考えましょう。たとえば隠れ家サロンをコンセプトにするなら、エスニック風な小物やナチュラル系の色合いにすることで非日常空間を演出できます。つまりコンセプトを決めれば、どのように内装をすれば良いのかが明確になるでしょう。

統一感を意識する

リラクゼーションサロンの内装を考えるときは、内装に統一感を持たせることが重要です。内装・インテリアに統一感が無く、バラバラに小物がおいてあれば、どこか落ち着かない雰囲気になるでしょう。案外、利用者はサロンの内装を見ています。ゴチャゴチャした空間でリラックスは難しいでしょう。だからこそシンプルにまとまった内装を考えることで、統一感を意識しましょう。

リラックスできそうな色を選ぶ

内装を考えるうえで、配色も重要なポイントです。リラックスしたいにもかかわらず、派手な色合いの空間にいれば落ち着かなくなるでしょう。どんなに非日常を演出したいとしても、派手な色はリラクゼーションサロンには向いておらず、あまり使わないほうが良いかもしれません。

基本的には落ち着いた色合いを選ぶようにし、ブラウンや淡いブルーなどを取り入れるといいでしょう。一度お客さま目線で考え、どの色合いがリラックスできるのか考えることで理想的な色も取り入れやすくなります。

照明は明るすぎないものを選ぶ

実は照明も内装を決める重要なアイテムです。明るすぎる照明にすれば、リラックスして施術が受けにくくなります。そのため間接照明を活用し、薄暗くした空間を創り上げると良いでしょう。柔らかな光を採用することで、居心地のいいオシャレな空間を演出できます。

香りやBGMにもこだわる

さらに香り・BGMにもこだわれば、より理想的な空間づくりができるでしょう。基本的に施術中は目を閉じている方がほとんどで、視覚情報は一切入ってきません。だからこそ嗅覚や聴覚が敏感となり、香りやBGMが有効なアイテムとなるのです。

そのためアロマを焚く・ディフューザーを活用して、ラベンダーやイランイランなどを香らせると良いでしょう。またコンセプトに合わせてヒーリングミュージックなどを流すと、癒し効果が高まります。

動線を考慮する

少しでもリラックスできる空間をつくるためには、利用者だけでなくスタッフの動線も考慮することが大切です。どんなにオシャレで完璧な内装だとしても、動線を考えていなければ無駄な動きが増えるでしょう。移動が気になってしまう恐れもあります。利用者やスタッフが動きやすくすることで効率的な施術が実現。リラックスできる空間になるのです。

施術スペース以外もこだわる

たとえば自宅サロンであれば、玄関やトイレに関しても配慮しなければなりません。玄関やトイレは生活感が見えやすいスペースです。特に注意して綺麗に掃除するようにしましょう。たとえばトイレにアメニティを用意しておくと、サービス精神が溢れるので顧客満足度も向上しやすくなります。つい見落としがちなスペースだからこそ、細心の注意を払ってください。

リラクゼーションサロンの内装工事の費用相場

リラクゼーションサロンの内装を工事するための費用は、ケースによって異なるため一概には言えません。物件の状態・部屋の広さ・内装のこだわりなどで、費用が大幅に変わってきます。ここでは内装工事の費用相場を紹介するので、ぜひチェックしてください。

おうちサロンや居抜き物件の場合

費用を少しでも抑えたいなら居抜き物件や自宅サロンがオススメです。居抜き物件とは前のオーナーが使用していた設備・家具などがそのまま残っている物件のこと。サロンとして活用していた物件を借りることで内装工事にかかる費用は抑えられるでしょう。もちろん状況によっては建物の補修工事やクリーニングなどが必要な場合もありますが、壁紙・カーテン・ラグ・家具などを交換するだけで済む場合もあります。

自宅の一部を改装する場合は空調・照明などの配線を変更・追加するだけで、内装工事が終わるケースがほとんどです。状況によっても変わりますが、坪10万~20万円ほどが費用目安と言われています。

スケルトン物件の場合

スケルトン物件とは壁・床などの内装が全くない物件のことで、天井・床・柱しかない状態です。内装をイチから自由に設定できるため、とことんこだわった空間づくりをしたい方におすすめの物件と言えるでしょう。しかし、その分内装のコストが割高になってしまうため、必ず予算を踏まえて計画することが大切です。

スケルトン物件で開業するなら、必ず保健所に相談してください。何も相談していなければ規定違反となり、工事をやり直さなければならない恐れも。費用が高くなるだけでなく、工事期間も長引いてしまうので注意しましょう。

内装工事費用を抑えるポイント

内装の工事をする際、少しでも費用を抑えたいと思うはずです。とことん理想を追求してしまうと、費用は想定以上に高くなりがちなので注意しましょう。費用を抑えるためにも、押さえるべきポイントを紹介します。

居抜き物件を探す

最も内装費用に影響を及ぼすのは物件の状態です。少しでも費用を抑えたいなら居抜き物件が理想的。閉店したリラクゼーションサロンの物件が良いでしょう。特に大掛かりな内装工事が必要ないケースも多く、最低限の工事だけで開業が目指せます。もし居抜き物件を狙うなら、長期的な視点で物件選びをしたほうが良いでしょう。居抜き物件によって、大きく状態が異なります。物件の状態もチェックしたうえで慎重に物件選びを行ってください。

デザインにこだわり過ぎない

リラクゼーションサロンを開業するなら、とことん自分がこだわった空間をつくりたいと思う人がほとんどでしょう。しかし、こだわりすぎると費用が高くなり予算から大幅にオーバーしてしまう恐れも。だからこそ妥協できないポイントを考え、それ以外の点に関しては費用を抑えるように心がけましょう。全て妥協するのではなく、絶対に譲れない点だけはこだわりを入れることで満足できる空間に仕上がります。

相見積もりを取る

内装工事にかかる費用はどんなケースであれ、高額になりがちです。そのため1社だけの費用で考えてしまうと、その費用が適正かどうかは判断できません。そのため複数の会社から見積りを依頼。その中から納得できる価格・内容を提示してくれた企業に任せるようにしましょう。またDIYできそうな箇所があれば、自分で行うのも費用を抑えるコツです。カーテン・カーペットなどの張替えを自分でやれるかどうか検討してください。

設備は中古やレンタルを検討する

リラクゼーションに必要な設備や備品などを全て新品で揃えてしまうと、割高になってしまいます。そのため中古品やレンタルも検討してください。大きな設備を導入する場合、維持費・修理費・メンテナンス費・処分費など、購入時にかかる費用だけでなく色々な費用が掛かります。中古なら購入の費用が抑えられ、メンテナンスなら修理費・メンテナンス費・処分費などが抑えられるでしょう。

まとめ

リラクゼーションの内装をするのであれば、事前に計画を立てることが大切です。コンセプトや予算などを考えたうえで、どのように内装工事をするのか検討しましょう。理想的なサロンを創りたいからと言って経済的に無理をしてしまえば、せっかく運営しても支払いで苦労する可能性が高まります。