リンパマッサージスクールをエリア別に探す

リンパマッサージスクールを

エリア別に探す

リンパマッサージの順番

正しいリンパマッサージとは

正しいリンパマッサージを行えば美容や健康に良い効果が期待できます。
手軽にできて、むくみや肩こり、冷え性などの改善にもつながるリンパマッサージ。

でも、自分でやっても効果はない、そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
もちろん、自宅で気軽にできるセルフマッサージでは、他の人に行ってもらうサロンならではの癒し効果は得られませんが、正しい手順で行うことで効果は期待できます。

リンパマッサージの順番

リンパマッサージは鎖骨からはじめます。
リンパの流れの最終出口は鎖骨リンパ節です。全身のほとんどのリンパが、最終的に左鎖骨下で静脈に合流して排出されるため鎖骨リンパ節は詰まりやすい場所です。

最終的な出口にあたる鎖骨リンパ節が詰まっていると、老廃物を排出することができません。サロンでリンパマッサージを行う場合も鎖骨からスタートするのは共通です。

【正しい順番】

  • 首から肩
  • 肩から鎖骨
  • 顔から首
  • 鼠径部

リンパマッサージの方向

リンパを流す方向は、リンパ節に向けておこなうのが基本です。
リンパは全身を網の目のようにめぐっていますが、左右の流れが違い、流れる方向が決まっています。右上半身のリンパは右上半身だけをめぐって、右リンパ本幹に入り、右の鎖骨下の静脈角で静脈と合流します。
左半身と右の下半身はぐるりとまわって、胸の真ん中の胸管に入り、左の鎖骨下の静脈角で静脈と合流します。
間違った方向に流すと、老廃物が排泄されにくくなってしまうこともあるので流れる方向を守ってリンパマッサージを行います。

リンパマッサージ効果を高める

リンパマッサージは、リンパが流れやすいとされる夜に行うのがおすすめです。リンパは流れがゆっくりで勢いが弱いため、起きている間は重力によって足のほうに溜まってしまいがちですが、寝ている間は横になるのでリンパの流れが向かいやすくなるからです。また、お風呂の中でリンパマッサージを行うのも効果を高めるのに有効です。身体が温まることでリンパの流れもスムーズになるからです。さらに、リンパマッサージの前と後に、コップ1杯程度の水を飲むことで老廃物を体外に出しやすくなります。

リンパマッサージの注意点

リンパマッサージを行うときは、力を入れすぎないようしてください。肌をなでるようにやさしくマッサージするだけでリンパは十分に流れます。また、マッサージクリームやオイルを塗ってから行うことで、皮膚の摩擦も軽減されますし、香りによるアロマ効果も楽しみながらオイルの成分も吸収されるので、より効果的です。手に石鹸を付けて全身をマッサージしながら洗う方法も、滑りがよくなるのでお肌の負担も減り、時短にもなるのでおすすめです。
リンパマッサージは体の改善に良いとされ、毎日行うことでさらに効果を高めてくれます。ダイエット効果もあると言われているので、習慣的にしてはいかがでしょうか。

リンパマッサージをやらないほうが良い人もいます

循環器系などの疾患や喘息がある人は、リンパマッサージによって喘息発作を引き起こす迷走神経を刺激してしまうこともあるためやめておきましょう。また、食後2時間以内、飲酒後、体調が良くないとき、極度の疲労のときも、かえって体調が悪くなる恐れもあるので控えたほうがよいでしょう。
他にも、妊娠初期は、流産の危険があるのでおすすめできません。