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セラピストのスキルアップ方法

セラピストとして現在活躍している方、これからセラピストとして働きたいと考えている方のなかには、お客様から選ばれるワンランク上のセラピストになれるようにスキルアップを検討している方もいるはず。ここでは、セラピストがスキルアップを目指す方法やおすすめの資格を紹介します。

セラピストがスキルアップを目指す方法

研修制度を利用する

所属している企業やこれから入社する企業で社内研修が行われている場合は、研修でもスキルアップを目指せます。特にセラピストを積極的に採用している企業だと研修に力を入れていることが多いため、これからセラピストとして働きたいと考えている方は研修制度についてしっかりと確認しておきましょう。

すでに企業に所属している場合も、スキルアップへの意欲を伝えることで新たな勉強会や研修の場を設けてくれたり、会社負担で外部の講習を受けられるように支援してくれたりする可能性があります。企業に所属しているという強みを活用し、支援を受けられるように積極的にやる気をアピールしましょう。

スクールに通う

セラピストがスキルアップを目指す方法として王道なのが、スクールに通うことです。スクールの選択肢としては「専門学校」と「大学」の2つがあり、必要なスキルに特化した勉強がしたいのであれば専門学校がおすすめ。受講の自由度が高い専門学校なら、働きながらでも専門的な知識やスキルの勉強ができます。

幅広い分野を勉強してセラピストとしての視野を広げたいという場合は、専門課程のある大学への入学を検討すると良いでしょう。スクールの通学は相当の時間と費用がかかるのでハードルは高いものの、専門的な知識やスキルを身につけやすいのが大きなメリットです。

授業や講座を修了することで資格を取得できる場合もあり、セラピストとしての強みになります。

コンテストに出場する

社内コンテストや外部のコンテストへの出場は、現在の自分のセラピストとしての実力を客観的に把握するのに役立ちます。ほかの出場者の技術力や接客力と比較することで、セラピストとしての自分の強みや改善すべき点を知れ、今後のスキルアップに生かせるでしょう。

セラピスト向けのコンテストとしては、日本リラクゼーション業協会が毎年行っているリラクゼーションコンテストが有名です。全国からさまざまなセラピストが参加するので良い刺激になり、スキルアップへのモチベーションを高められます。

ほかのサロンで施術を受ける

自分以外のセラピストの技術力や接客力を確認する方法としては、ほかのサロンで施術を受けるのも有効です。

施術を受けるサロンは、「お客様からの口コミ評価が高いサロン」「参考にしたいサロン」をポイントに選ぶようにしましょう。エリアによって客層が変わってくるので、働いているサロンと同じエリアにある人気のサロンの施術を体験し、選ばれる理由を探してみるのもおすすめです。

お客様として施術を受けることで技術的な面はもちろん、接客面も参考にすることができます。良いと思ったところはどんどん吸収し、気になった部分は反面教師としてこれからの施術や接客に生かすことで、スキルアップへとつなげられるでしょう。

民間資格を取得する

民間資格は国家資格に比べて受験の条件が厳しくなく、短期間で取得できるのでスキルアップを目指したい方におすすめです。民間資格の勉強ができる通信講座も豊富にあるため、スキマ時間を活用して勉強でき、自分のペースで資格取得に必要な知識を身につけることが可能。将来的に独立開業する際も、取得した資格を自分の強みとしてアピールできます。

スキルアップしたいセラピストにおすすめの資格

アロマセラピー関連の資格

アロマセラピー関連の資格としては、アロマセラピストがおすすめです。アロマセラピストとは精油に関する知識をお客様にアドバイスしたり、アロマを使ったトリートメントで癒しを提供したりする資格です。

アロマセラピストの資格を取得するには、精油に関する知識のほかに、人体への影響の仕組みや生理学の知識も求められます。約150時間以上の勉強が必要になるほか、学科試験のほかに実技試験にも合格しないといけません。簡単に取得できる資格ではないものの、サロン以外にもアロマトリートメントを取り入れるところが増えており、成長性や将来性の観点からも取得して損はない資格です。

リンパマッサージ・リンパドレナージュ関連の資格

リンパマッサージやリンパドレナージュは、全身に流れるリンパ液を流していく手技の1つです。リンパマッサージやリンパドレナージュによってリンパの働きが活性化し、リンパ液に含まれる老廃物や毒素などが流れていくとされています。

リンパマッサージやリンパドレナージュは参考書や動画などで学ぶこともできますが、スキルアップとして民間資格を取得したい場合は、スクールに通うのがおすすめです。講師から直接指導を受けられるほか、実習を通して実践的な技術を身につけることができます。通信講座を利用する場合は、実習はスクールで受けられる講座を選ぶと良いでしょう。

リフレクソロジー関連の資格

リフレクソロジーとは手足にある反射区を刺激し、手足と連動する臓器や機関に働きかける健康療法の1つです。人気のある施術のため、将来的にサロンの開業を考えている方にも資格取得はおすすめです。ただ、リフレクソロジーは西洋式の考えを取り入れているものもあれば、東洋医学を取り入れているものもあり、資格によって施術内容や特徴が変わってきます。

リフレクソロジー関連の資格を取得する際は、どのような技術を身につけたいのかを考え、受験する資格を検討しましょう。

カラーセラピー関連の資格

カラーセラピーとは色彩が人の心に与える影響力を活用するヒーリング法で、代表的な資格にカラーセラピストがあげられます。

カラーセラピストはクライアントが選んだ色彩から感情状態や心理を読み取り、カウンセリングを行う仕事です。カラーセラピストに国家資格はないので、各団体が独自に認定している民間資格を取得する必要があります。資格によって学べる知識やスキルが異なるので、自身の目指すスキルアップにつながるものを選ぶと良いでしょう。

ドライヘッドスパ関連の資格

ドライヘッドスパとは、髪や頭皮を濡らさずにマッサージやケアを行うヘッドスパの一種です。髪や頭皮を濡らして行うヘッドスパには美容師免許が必要となるため、美容師免許を持っていないセラピストがヘッドスパの技法を身につけたいのであれば、ドライヘッドスパの習得をおすすめします。

ドライヘッドスパを扱っているサロンは全国的に増えており、需要が高まっているため、スキルを身につければ就職や転職を有利に進めやすいでしょう。また、独立開業する際にもドライヘッドスパをメニューに加えることで、集客効果を期待できます。

まとめ

セラピストのスキルアップの方法としては、社内研修や外部講習への参加、スクールの通学、コンテストへの出場などがあります。また、民間資格を取得すればセラピストとしての強みになり、指名や集客にもつなげられるでしょう。セラピストは体力さえあれば長く続けられる仕事のため、いつまでも活躍できるようにスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。