リンパマッサージとリフレクソロジーの違い
リンパマッサージとリフレクソロジーの違いについて解説します。
どちらも似たようなイメージを受ける言葉なので、はっきりと違いを答えられない人も多いのではないでしょうか。リンパマッサージとリフレクソロジーの違いをしっかり把握することで、施術を受ける時やスクールを選ぶ時の参考にもなります。
それぞれの特徴を理解しながら、2つの違いについて見ていきましょう。
リンパマッサージとリフレクソロジーは何が違う?
リンパマッサージとは
リンパマッサージとは名前の通りリンパ液の流れに沿ってマッサージをすることで、体の中に溜まった不要な老廃物を流す施術です。
リンパ液は体中のリンパ管を通り老廃物を運んでくれますが、運動不足やストレスによる自律神経の働きの低下、水分不足や冷えなどによって流れが滞りやすくなります。その結果、免疫力低下や体調不良を引き起こすことがあるのです。
リンパマッサージは皮膚組織に直接刺激を与えることにより流れを活性化させ、むくみや体の不調を解消する役割を果たしてくれます。
リンパマッサージが活躍する場面
リンパマッサージはサロンだけでなく病院やリハビリ施設、介護施設などの医療機関でも活用されます。そのため現役の医療従事者がスキルアップのためにスクールに通うことも珍しくありません。
また自分自身のむくみ改善にも使えるため、日常的にも活用できる身近なマッサージだと言えます。
リフレクソロジーとは
リフレクソロジーとは足の裏や手のひらなどの末端神経が集中している反射区を刺激して、血行の促進や不調を和らげる施術です。「リフレックス(反射)」と「ロジー(学問)」を組み合わせてリフレクソロジーと言われるようになりました。
足の裏に内臓の名前が書かれた図表を見かけたことはありませんか?この図表を反射区図表と言い、点ではなく面で優しく指を動かすことで対象の内臓に働きかけます。
直接内臓に触れることなく刺激を与え、心身共にリラックスできるのがリフレクソロジーの特徴です。
リフレクソロジーが活躍する場面
リフレクソロジーはサロンでの施術がメインです。リフレクソロジーの施術をする民間療法師のことをリフレクソロジストと言います。
リフレクソロジーは癒しを求めて受けに来る人が多く、近年は働き方やファッションの変化によってリフレクソロジストの需要は更に高まっていると言えます。
リンパマッサージとリフレクソロジーの違いはアプローチの仕方
リンパマッサージとリフレクソロジーは効果については似通ったものがあります。また心身ともに癒されるという点でも一緒です。
大きな違いは、直接皮膚の上から刺激を与えるか、間接的に内臓に刺激を与えるかという点です。
選び方で迷った場合は、むくみが気になる時はリンパマッサージ、内臓の不調が気になる時はリフレクソロジーという基準で選ぶことをおすすめします。
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